ベルテックス静岡がホームで熊本ヴォルターズを80-72で下し、3試合ぶりの勝利を挙げた。

会場の県武道館には、クラブ史上最多となる2509人のブースターが集結。大声援を背に、前節まで9連勝と好調だった西地区2位の相手を撃破した。ファクンド・ミュラー監督(50)は「すごく強いチームに勝てて、うれしい」と声を弾ませた。

昨年12月に敵地で行われた熊本との戦いは、連敗。いずれも試合終盤に競り負けた。同試合から約2カ月。この日は違った。59-52で迎えた第4クオーター開始直後。3点シュートを決められ、4点差に迫られた。それでも直後にSG山田安斗夢(25)が3点シュートを沈め、SG橋本尚明(31)が速攻で続く。再び突き放すと、粘り強い守備を軸にリードを守りきった。山田は「(勝敗が)どうなるかという場面で今日は崩れず、勝ちきったことはプラスになる」とうなずいた。

4日も同じ会場で熊本と対戦する。山田は「相手は本当に強いチーム。切り替えて修正してくる。自分たちも今日の課題をしっかり修正して、勝ちにいきたい」と力を込め、連勝に照準を合わせた。【前田和哉】