アランマーレ秋田が、ホームでアイシンに62-82で敗戦。佐藤京香(25)は3点シュート(3P)2本を含む12得点、3アシストでチームを引っ張ったが、上位8位までが臨めるプレーオフ(PO)進出に「黄色信号」が点灯した。3日の第2戦に敗れた場合、今季の9位以下が決定。PO進出の可能性が消滅し、来季のフューチャー(2部)参戦が決まる。

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佐藤京は「家族のような友達なので、頑張っているところや活躍しているところを見せたい」と、勇姿を見せたい人がいる。相手は福島西で3年間プレーした渡辺悠さん。同校卒業後は筑波大から富士通に加入し、昨季に現役を引退した。

常に意識した存在だ。佐藤京が進学した白鴎大と筑波大は、同じ関東1部リーグで対戦機会があり、「(福島西では)仲間としてすごく信頼しあった仲で、次は相手として戦うことにワクワクしていた」。身長は同じ174センチだが、外のシュートやオフェンスの駆け引き、ディフェンスが上手で「自分にないものを持っていた」という。

同大進学を機にポジションは高校時代のセンターからフォワードに変わり、渡辺さんのプレーを参考にした。「高校の時から自分と同じぐらいの身長があるのにもかかわらず、外のプレーもできるし、中にも行けるところが自分的にはあまりできなかったこと。外のシュートをすごく練習した」。選手として攻撃の幅も広がり、Wリーグの道を切り開いた。

友人の引退に寂しい気持ちはあった。それでも「新しい道で頑張っているし、生き生きしている姿を見て尊敬もある。『頑張ろうね』と言いながら、お互いに応援してやっている」。刺激を与えてくれる仲間に、全力プレーで応える。【相沢孔志】