アランマーレ秋田がホームでアイシンに65-69で敗れ、今季の9位以下が確定した。これで上位8位までが臨めるプレーオフ(PO)進出の可能性は消滅し、来季はフューチャー(2部)参戦が決まった。次節は8、9日、東京・大田区内で東京羽田と対戦。平松飛鳥主将(29)を中心に一丸となり、下を向かずに「勝利」をつかみにいく。

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12点を追う第4クオーター(Q)開始とともに、敗戦とPO進出の可能性が消えるカウントダウンが始まった。アランマーレ秋田は試合前に掲げた「強度を上げよう」というテーマを遂行するため、荒波にあらがうかのように攻防で躍動した。小嶋裕二三ヘッドコーチ(HC、56)は「こちらの強度に相手が少しばたついてくれたのでは?と思うくらい、力を発揮してくれた」とねぎらった。

ディフェンスで粘り、連続得点も演出したが、振り切られた。同Qは秋田・三種町出身の近藤京(20)に5得点。日本代表の野口さくら(23)には、この日両チーム最多25得点を許し、終盤はフリースローなどで加点された。前日2日は2桁得点4選手に対し、この日は2選手に抑えたものの、小嶋HCは「(野口は)決めきる力を持っている。一生懸命守ったが、それでもやられてしまう、しなやかさがある持ち主」と振り返った。

目標は達成できず、来季は2部から1部(プレミア)昇格を目指す。「我々の力不足が一番の原因であり理由。レベルアップした取り組みをしていかないといけない」。これまでと同じ戦い方で残り4試合に臨むが、「応援してくださる皆さんに『成長しているな、頑張っているな』と思っていただける試合を、チーム一同で全力を尽くして取り組みたい」と強調した。

2日の第1戦でファウルした際に鼻を強打し、フェースガードを着けて臨んだ平松は「2年連続でベスト8を目標に掲げたが、達成できなかったことはすごく残念で悔しい。課題を修正し、結果を出せるように最後まで戦いたい」。3連敗という苦しい時こそ、チームが1つに。下を向いてはいられない。【相沢孔志】