体操で東京オリンピック(五輪)2冠の橋本大輝(22)が14日、順天堂大学の卒業式に出席した。新型コロナウイルスの流行で入学式が行われなかった4年前から始まった大学生活を「急に卒業式がきたような。最初の2年半ぐらいは何もなかったかのような、すごい時間も早い2年半を過ごして、残りの1年半で急に濃くなったな」と振り返り、「大きく成長できた。良い経験だった」と前向きに捉えた。

昨年10月の世界選手権3冠の実績などから、同12月に個人総合2連覇もかかるパリ五輪には早期内定している。昨夏から取り組んできた卒業論文では、床運動における世界トップ選手の演技を研究。21年とルール改正後の22年を比べて、審判から評価されやすい得点傾向を分析した。「競技にいかせる。0・1点でも点数を取るために、どういった技術、技を行う必要があるかを研究した」という。

ひねり技の減点が増えたことで、逆に加点を得やすい構成を模索。「1つでも自分のためになればいい」と、個人総合2連覇、団体総合金メダルにかけるパリ五輪への好材料とした。