ラグビーの高校日本代表は20日(日本時間21日)にイタリアのカルビザーノでU19(19歳以下)イタリア代表との第1戦に臨み、20-22で敗れた。

前半を3-10で折り返すと、後半3分にモールからフランカー福田大和(3年=中部大春日丘)がトライ。ゴール成功で同点に追い付いた。7分にはモールから再び福田がトライ、24分にはプロップ前田麟太朗(3年=桐蔭学園)のトライで20-10とリード。だが、最終盤に2トライ1ゴールを許して逆転された。

高橋智也監督は「選手26人全員が16日の試合(U18イタリア代表との練習試合)から、見違えるほど大きく成長してくれました。この3日間の取り組みが間違っていないことを証明してくれました。それとともに、テストマッチを勝つという難しさも感じてくれたと思います」と思いを語った。

NO8城央祐主将(3年=桐蔭学園)は「前半は相手の攻撃に受け身に回り、トライを取られてしまいました。慣れないナイターゲームや、グランドがスリッピーだったことの影響もあったと思いますが、後半は対応できました。細かな部分を修正して、次回は必ず勝って、日本に帰りたいと思います」と力を込めた。

24日に同じU19イタリア代表との第2戦に臨み、27日の帰国を予定している。