パリオリンピック(五輪)で、大韓体育会の李起興(イ・ギフン)会長(69)の個人運転手が公式参観人としてメンバー入りしていたことが分かり、韓国で社会問題となった。韓国公営放送KBSは30日、「大韓体育会は寄付金のうち6億6000ウォン(約7500万円)をかけて参観団98人を結成した。しかし体育会と関係性の薄い人物も複数人含まれていた。会長の個人運転手も名簿に入っている」と報じた。

五輪参観団にはパリ現地のホテル代、チケット代、食事代など現地滞在費が支給される。KBSは「個人運転手は、体育会秘書との役職で参観団の名簿に名前が記載されているが、彼は正式職員ではない。多くの寄付金が使用されているのに」と指摘した。

また病院の院長や僧侶、水産組合幹部ら、体育会とは関連性の低い人も名前が挙がっていた。李起興会長は「ものを提供してもらったり、治療を手伝い、宗教的な助けもある」など、明確な説明はせず、疑惑をけむに巻くコメントを出した。その中でも個人運転手に関する解明はなかった。