ジュニアながら昨年末の全日本選手権で2位となった島田麻央(16=木下グループ)が、3連覇へ好スタートを切った。国際スケート連盟(ISU)公認大会で自己ベストを0・90点更新する74・68点をマーク。2位に7点差以上を付けて首位発進を決めた。
ジュニアの絶対女王は、最終滑走でリンクを自分色に染め上げた。冒頭のダブルアクセル(2回転半)を成功すると、続く3回転フリップ、ルッツ-トーループの連続3回転ジャンプでも高い加点を獲得。ステップシークエンスやスピンも全て最高難度のレベル4をそろえ、明るい氷上でのびのびと「Defying Gravity」を舞った。スピンを解き、手のひらを突き上げるフィニッシュポーズを決めると、会場はこの日一番の大歓声が沸き起こった。
武器とする大技トリプルアクセル(3回転半)はジュニアの規定ではSPに組み込むことができないが、シニアルールの昨年末の全日本選手権で記録した75・58点に迫った(ISU非公認)。得点を確認すると驚いたような表情を見せ、浜田美栄コーチと抱き合って喜んだ。
国際大会無敗を継続中。「練習の中でも3連覇したいという思いがある」と闘志を燃やす一方、「考えすぎないように」と頭は冷静だ。3月1日のフリーでも“自分自身”に挑戦する。
23年大会3位の中井亜美(TOKIOインカラミ)は66・84点で3位、初出場の和田薫子(グランプリ東海クラブ)は64・35点で5位だった。


