世界ランキング5位の日本が、同9位のアルゼンチンに3-2のフルセットで勝利した。セットカウント0-2から逆転勝ち。予選ラウンド(R)通算成績を7勝3敗とした。8チームによるファイナルラウンド(30日開幕、中国・寧波)進出へ、大きく前進した。

流れを変えたのは、チーム最年少21歳のアウトサイドヒッター(OH)甲斐優斗(専大)だった。セットカウント1-2の第4セット。19-20と1点を追う場面でリリーフサーバーとして登場すると、サービスエースを決めてみせた。「いつでも出られる準備をしていた。結果が出せて良かった」。チームは息を吹き返し、このセットを25-23で奪取。甲斐の1本で逆転劇を呼び込んだ。

「ブルガリアラウンド終盤からサーブがあまり入っていなかった」と本調子ではなかった中、「まずは初心に返った」と自分の動きを見つめなおした。「サーブトスを高く上げず、低めから上げて、良いポイントで打てるようにした。気付くのに時間はかかったが、修正できるようになった」。試行錯誤が重要な局面での1点につながり「いつも通り、サーブが打てた」と胸を張った。

昨夏はパリオリンピック(五輪)を経験し「試合に出たい思いが強くなった」という。この日は存在感を発揮し「試合に出た時に自分の良さを存分に出してアピールして(首脳陣と)信頼関係を築いていけたら」とさらなる飛躍を誓った。

【バレー】日本、0-2からアルゼンチンに逆転勝ち 甲斐優斗が流れ変えるサービスエース/詳細