世界選手権2度出場の三原舞依(25=シスメックス)が昨年末の全日本選手権以来、約7カ月半ぶりに実戦復帰した。
3季前に演じた「戦場のメリークリスマス」に乗せ、60・98点で5位。冒頭からダブルアクセル(2回転半)、3回転フリップ、3回転ルッツ-2回転トーループの連続ジャンプを降りた。「自分の中で一番良いというジャンプはできなかったけど、久々の試合でまずまずのスタートが切れたと思う」とうなずいた。
23-24年に右足首を疲労骨折し、24-25年も同部や股関節の状態が悪化。全日本選手権ではSPで23位となり、フリーを棄権していた。
その後は休養に努め、2月に氷上練習を再開。最初はスケーティングの練習から始めたといい「片足でスネークしたり(氷上に)ひょうたんを描いたり。(かつて)中野(園子)先生やグレアム(充子)先生に教えていただたことをして基礎を固めて、こつこつ過ごしてきた」と回顧した。
この日は単発の3回転や連続ジャンプを着氷。久々の競技会を終え「リンクに向かう時に先生に背中を押していただくのはすごく、すごく幸せな瞬間だなと思った。自分にとっては数少なくなると思うので、1回1回を大切に滑れたら」とかみしめた。観客からの声援には「途中で滑りながら涙が出そうになった」とほほ笑んだ。
12日のフリーへは「まずはフリーを滑れるのがすごくうれしい。ここまで帰ってくるのは大変でしたが、たくさんの方にサポートしていただいたから今の私がいる。フリーも感謝の気持ちを込めて滑りたい」と見据えた。


