【アンジェ=松本航、松本愛香通信員】シニア転向1季目でショートプログラム(SP)首位の中井亜美(17=TOKIOインカラミ)が、日本女子3人目のGPデビュー戦優勝を飾った。

フリー149・08点の合計227・08点を記録。SP、フリー、合計すべてで今季世界最高得点をたたき出し、キスアンドクライでは「先生どうしよう。本当どうしよう」と動揺を隠せない様子ながらも、勝利を喜んだ。

18年NHK杯の紀平梨花、22年スケートカナダの渡辺倫果以来の快挙。シリーズ2戦上位6人が対象のGPファイナル(12月、名古屋)進出へも、大きく弾みをつけた。

これ以上ないGPデビュー戦となった。

前日17日夜(日本時間18日未明)のSPではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、今季世界最高の78・00点をマーク。疲れを見せず、この日午前の公式練習でも3回転半を着氷させた。

フリーの演目は「ワット・ア・ワンダフル・ワールド」。当初は昨季から継続で「シンデレラ」を舞う予定だったが、著作権の問題で使用がかなわず、7月に新曲を急きょ振り付けた。焦りは「(振付師の)宮本賢二先生は小さい頃から見てくださっていた」と最小限に抑えられることができ、10月のGPシリーズへとつなげてきた。

次戦は第3戦スケートカナダ(10月31日~11月2日、サスカトゥーン)となる。さらに進化を遂げ、2週間後の舞台に立つ。

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