女子決勝は第4シードの駒田唯衣(15=ノア・テニスアカデミー神戸垂水)が若菜蘭(15=三重GTC)との日本人対決を6-1、6-4のストレートで制して、来年の全仏オープン・ジュニアトーナメント本戦の出場権を獲得した。グループリーグ3試合と準決勝を含む全5試合で1セットも失わない圧倒的な強さで優勝した駒田は「リラックスすることを意識して今に集中することができた」と、満足げな笑顔を見せた。
次世代の有望テニス選手の発掘と支援を目的に創設された今大会は、全仏オープンを主催するフランステニス連盟がアジアテニス連盟、日本テニス協会と協力して開催。アジア各国から選ばれた16歳以下のトップ選手男女各16人が出場し、全仏オープンと同じレッドクレー(赤土)コートで試合を行い、優勝者には来年の全仏オープンジュニア本戦の出場権が与えられる。
パリで開催される来年の本戦には世界各国のトップジュニアが出場する。「1回戦から強い相手だと思うので、粘り強く追いついて、あきらめずに頑張りたい」と駒田は抱負を語った。
男子決勝は第1シードの渡辺栞太(16=Tension)が、7-6、7-5で阿部素晴(16=ワタナベテニスカレッジ)との1時間56分の熱戦を制した。「やりにくい選手でしたが、自分の力をすべて出し切って勝つことができた。テニス選手を目指すことを決めた頃からローランギャロス(全仏オープン)は夢だった。あの会場でプレーするのを楽しみにして1年間頑張りたい」とさらなる成長を誓った。


