16歳が司令塔のチームが躍進している。女子でS-Leap(エスリープ)が3勝1敗でC組1位で1次リーグ突破を決め、23日の準決勝に進出した。今大会のスキップは鈴木琴音(北海高2年)が務め、20日の初戦ではロコ・ソラーレを7-4で撃破するなど勢いに乗る。3月の日本ジュニア選手権を制した札幌拠点のチームが、初出場初優勝を狙う。
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S-Leapが堂々の戦いぶりを見せている。この日の中部電力戦では、延長までもつれた末に5-9で今大会初黒星を喫したが、C組で1次リーグ首位通過。会場は普段練習するホームリンク。もともとスキップは田中萌珈(北海道教大岩見沢1年)だが、学校行事の関係で、公式戦初のスキップを鈴木が務めている。若き司令塔は「アイスの変化に対応できるように、チームで情報を共有できている」とうなずいた。
あこがれの存在からの金星に、たくましさを増した。初戦で、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレ相手にも、試合を巧みに進めた。「私たちにもあこがれの存在。初対戦だったけど、そこで勝てたのはすごく自信になったし、今後の成長にもつながる」。体操を習っていた小学3年時、18年平昌五輪のロコ・ソラーレの銅メダルを見たのがカーリングを始めたきっかけ。その後、藤沢五月からカーリング教室で指導を受けた時に一緒に撮った写真は、今でも大事な宝物だ。
チームは結成5シーズン目で、メンバーは現在高校、大学生。札幌のSと飛躍を意味するLeapで、「札幌から羽ばたく」という願いが込められたチーム名で活動する。今季は11月にカナダで行われるジュニアのグランドスラムに出場予定。初の海外遠征で「ワクワクしている」と心待ちにする。
「日本選手権に出て優勝して、オリンピックで金メダルを取ることが目標」と将来を思い描く。まずは目の前の今大会頂点を見据え、「初出場だけど初優勝を目指して頑張りたい」と、フレッシュに意気込んでいた。【保坂果那】


