テニスの全米オープン(30日開幕)のシングルス予選2回戦が26日、ニューヨークで行われ、男子で今季限りの現役引退を表明している36歳の錦織圭(ユニクロ)は世界ランキング670位で16歳のマイケル・アントニウス(米国)に6-4、6-4でストレート勝ちし、3回戦に進んだ。
錦織は主催者推薦による出場で、27日の3回戦では世界157位で20歳の坂本怜(IMG)と対戦。勝てば現役最後となる四大大会本戦に進む。
この日初のサービスエースをたたき込み、鮮やかに試合を締めくくった。男子シングルスの錦織は年の差20歳の新鋭に貫禄勝ちし、総立ちの観客に会心のガッツポーズ。2014年に準優勝し「どの四大大会より思い入れは強い」と語る全米の本戦出場に、あと1勝とし「気持ち良くプレーできた」と相好を崩した。
191センチと長身の相手との一戦。「うまくかみ合った」との言葉通り、ライン上に鋭く落ちるフォアハンドのクロスや球の跳ね上がりを素早く振り抜くバックハンドが面白いように決まる。開始から4ゲームを連取した。
第2セットは第1ゲームをブレークして主導権を握ると、果敢にネットプレーを試す場面も。「毎試合ちょっとずつ良くなっている。1ポイントか2ポイントだけ、自分のやりたいプレーもできて楽しかった」と手応え十分に話した。
次戦も若手で、将来の日本のエースに期待される坂本。「純粋に強くなってほしい選手。最後に真剣勝負ができるのはうれしい」と心待ちにした。(共同)


