日本のエース高橋藍(25=ルブリン)が、開幕2連勝に導いた。世界ランキング49位のバーレーンに3-0(25-15、25-15、25-23)で快勝。2戦連続でチームトップの19得点を挙げた。
序盤から強気に攻めた。第1セットの3-2から強打のサーブ、ショートサーブを立て続けに決め、2本連続のエースを奪取。第2セットの立ち上がりにもこの日3本目を記録した。短いサーブを多用したオマーン戦から狙いを変え、「自分自身もアグレッシブにサーブを攻めていく、強打サーブを増やしていくことを目標として立てていた」。相手のメンバーチェンジ直後には、準備が整う前に素早く打つ「クイックサーブ」も披露。「アジアのチームというところで隙が見えたので、トライしてみた」としてやったりの表情だった。
攻撃でも、状況に応じてバックアタックやブロックアウトを決め続けた。2セットを連取した後の第3セットは、リードを奪っては追いつかれる展開。それでも22-22から連続強打でマッチポイントを握ると、最後も託されたトスを決め切った。「4セット目にもつれ込むことで、体力的にもメンタル的にも全然違う。このセットで終わらすことだけを考えていた」。主軸として勝敗を左右する「大事な1点」にこだわった。
快勝にも、表情は引き締まっていた。第3セットで何度も追いつかれた展開に「1、2セット目を取ると、自分たちも休憩してしまう」と反省。「あれが(ランキング上位の)中国やイランだったら、逆転されるんじゃないかな」と危機感を口にした。8日の1次リーグ最終戦は、同組で最も力があると警戒するオーストラリア戦。「自分たちから点を取りにいく。勝ちに常にこだわって、最後の1点を取っていく」。緩みを排し、3連勝をつかみにいく。


