「買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会福岡2026」は6日、福岡・北九州市立総合体育館で1次リーグ(L)が行われ、世界ランキング6位の日本は、同49位のバーレーンに3-0で快勝した。オポジット宮浦健人(27=名古屋)が、途中出場でチーム3位の9得点を挙げるなど存在感を発揮。開幕2連勝に貢献し、28年ロサンゼルス五輪の切符獲得へ前進した。8日は1次L最終戦でオーストラリアと対戦する。

   ◇   ◇   ◇

初戦のオマーン戦で落とした第3セットを、今度は取り切った。この日も17-14から3連続失点で追いつかれる苦しい展開となったが、宮浦がバックアタックを決めてサイドアウト。相手に流れを渡さず、ストレート勝ちにつなげた。第3セットの頭からコートに立った27歳は「どこで行くか分からなかったけど、出る可能性はあったので、しっかり準備はしていた」と胸を張った。

オマーン戦では、同ポジションの西田有志が第3セット途中、着地の際に右足を負傷して交代した。西田はこの日も先発して第1、2セットでプレーしたが、宮浦も気持ちを切らさなかった。「1個1個、自分がやるべきことをいろいろイメージしながら、動作をしっかりやる」と限られた時間で9得点。その準備を結果で示した。

熊本・荒尾市出身。鎮西高2年時には春高バレーで準優勝に貢献した。主将となった直後の16年4月には熊本地震で被災。半壊した母校の体育館が使えず、避難所生活も経験した。今年7月にも再び故郷が、最大震度7を観測した熊本地震に見舞われた。同じ九州で開催されている今大会。「ベストを尽くしたい」と言い切った。もう1人の点取り屋が、コートから故郷へ力を届ける。【勝部晃多】

【バレー】男子日本、第2戦ストレート勝利 優勝ならロス五輪切符獲得のアジア選手権/ライブ詳細