<世界体操>◇6日目◇12日◇東京体育館

 「体操ニッポン」の完全復活を狙った男子団体総合で、日本が3年連続の銀メダルとなった。

 エース内村航平(22=コナミ)を中心に前半から安定した演技を披露し、4種目終了時点でトップに立ったが、5種目目で中国に逆転され、最終種目の鉄棒で田中佑典(ゆうすけ、22=順大)、内村が続けて落下するまさかの展開。金メダルの中国の総得点が275・161に対し、日本は273・093点に終わった。1978年ストラスブール(フランス)大会以来、33年ぶりの団体金メダルを地元開催で狙ったが、悔しい結末となった。