<世界体操>◇12日◇東京体育館

 男子団体総合決勝の跳馬で18歳の梁鶴善(韓国)が新技の「前転とび前方伸身宙返り3回ひねり」を成功し、16・833点をマークした。2008年北京五輪の男子予選跳馬ではドラグレスク(ルーマニア)が16・900点を出している。

 国際体操連盟の技術委員会が認定したこの技は内村が今季から跳ぶ「ヨー2」に半ひねりを加えたもので、演技価値点は跳馬の最高難度で7・4点となる。「ヨー2」は7・0点で、これまでの最高難度は7・2点だった。梁鶴善は昨年の広州アジア大会の種目別跳馬で優勝している。