<卓球:全日本選手権>◇第4日◇18日◇東京・国立代々木競技場

 女子ダブルス4回戦で、平野美宇(12=ミキハウスJSC山梨)と伊藤美誠(12=豊田町スポ少)の小学6年生ペアが大会最年少勝利を飾った。昨年のインターハイ8強ペアの田崎彩織(16)、平侑里香(15=ともに正智深谷高)組を3-1で下した。

 小6の平野と伊藤のペアが、正智深谷高の田崎、平ペアに3-1で、大会最年少での勝利を飾った。平野が「美誠ちゃんが決めてくれて、心強かった」と言えば、伊藤も「私が攻められたのは、美宇ちゃんの技術のおかげ」と笑顔。異なる都道府県協会に所属しているため、本来なら組めないペアだが、卓球協会の推薦を受けスーパーシードで登場。2人ともジュニア、一般の部ともにシングルスでは、既に敗退。伊藤は「2人の気持ちを合わせて、初めて全日本(選手権)で優勝したい」と目標を掲げた。