ラグビー日本代表は24日、宮崎市内で14日から行っていた合宿を打ち上げた。

最終日は26日の世界選抜戦(大阪・花園ラグビー場)に向けて、軽めの調整。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(48)は「非常にいい合宿だった。先週はフィジカル、今週はオーガナイズ(試合に向けて組み立てを)して自信をつけていくところだった。この合宿の成果が金曜(の世界選抜戦)に出るかどうか。準備していきたい」と総括した。

15~19日の5日間はハードなトレーニングで選手を鍛え、個々の底上げと意思統一を図った。

フランカー布巻峻介(26=パナソニック)は「くじけそうになるぐらいキツかった。でも、きつい時に『なんでこんなことをするんだろう?』って考えるだけでも、チームが向かう方向性が変わる」と世界選抜戦、11月のテストマッチ、さらには19年W杯日本大会に向けての意義を強調。WTBレメキ・ロマノラヴァ(29=ホンダ)も「しんどい合宿だったけれど、いい感じ」と充実感をにじませた。