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スポーツのすばらしさ伝えたい

第35回総合関関戦運営委員長、関西大体育会本部長 丸山和大

 

 今年も関西大学体育会と関西学院大学体育会の両校の意地とプライドを賭けた戦い、総合関関戦が千里山の地で行われます。この総合関関戦も35回目を迎えることとなりました。

 この総合関関戦において、伝統と歴史ある母校の誇りを背負い、全身全霊の力をぶつけ合い、これまで幾多の名勝負を演じ、良きライバルとして親睦を深めてきました。絶対勝たなければならない戦いで、昨年は歴史的な初の負け越しを喫してしまいました。今年こそ必ず勝利を収めなければなりません。ここ千里山で昨年の屈辱を晴らすと共に、体育会全体がより一致団結し必ずや勝利を収め「KAISERS」の底力を見せつけたいと思います。

 そして、この関西を代表する戦いである総合関関戦が、より多くの学生はもちろん大学関係者を始め、地域住民や一般市民の皆様にさらに興味を持っていただき、スポーツのすばらしさをお伝えできるような戦いにします。さらに、昨年の東日本大震災による被災地の復興を願い、現在置かれている環境に感謝しながら、関西から被災地の皆様に少しでもエールを送り続けたいと思います。

 最後になりましたが、本大会の開催にあたり御尽力くださいました大学関係者、諸先輩方、学生、並びに地域住民の皆様に厚く御礼申し上げます。

絶対に譲れない想いがある

副運営委員長、関西学院大体育会学生本部長 若佐谷薫

 

 関西学院大学体育会と関西大学体育会による母校の威信と誇りをかけて戦う総合関関戦は、今年で35回目を迎えます。現在の通算成績は17勝16敗と1分けと我々が一歩リードしている状態です。昨年史上初の勝ち越しを果たすことができましたが、総合関関戦を鑑みてもこのまま我々が勝利を積み重ねることは容易ではありません。

 現在、我々関西学院大学は総合関関戦において3連勝中であります。しかし歴史上、未だかつて「4連勝」という偉業を達成したことはありません。また、今年は敵地千里山をホームに開催されます。第35回大会が昨年に引き続き歴史的な大会として記憶されるべく、今年も関西学院大学体育会の力を結集し敵地千里山に乗り込む所存です。

 さて、これまで幾度となく白熱した戦いを繰り広げてきた両校ですが、これほどまでに長い歴史を経ても肉薄した戦いを演じる根底には、仲間として、ライバルとして、絶対に譲れない想いがあるからだと感じます。敗北という苦汁を味わわせるのがライバルなら、叱咤激励しより高いレベルへ導き合うのもライバルだと思います。競技で勝利を目指しぶつかりあうのは勿論のこと、競技外における様々な活動を通して両校体育会員が範となり、地域住民をはじめとする多くの人々に感謝の念、活動を与えられるような価値のある総合関関戦となれば幸いです。

 最後になりましたが、今大会の開催にあたりご支援、ご協力下さいました大学関係者、諸先輩方、地域住民の方々に厚く御礼申し上げます。

手に汗握る接戦を予想

関西大実行委員長 原田圭

 

 関西大学と関西学院大学による総合関関戦を今年も開催する運びとなり大変嬉しく思います。並びにこのような歴史と伝統のある大会の実行委員長を務めさせて頂き大変光栄です。

 本大会は今年で35回目を迎えますが、関大は平成21年の第32回大会から3年連続関学に敗北を喫し、去年には通算成績で16勝17敗と史上初の負け越しを記録するという大きな屈辱を味わいました。

 今大会ではその大きな借りを返すべく何としてでも勝利を収め、イーブンの状態で来年再び勝ち越しを懸け関学にリベンジしたい所存です。

 3連勝をして波に乗っている関学は確かに手強い相手かもしれません。しかし、KAISERSの一員として一人一人が勝負への強い執念を持って戦えば必ず勝利の2文字が見えてくると私は確信しております。

 両校共にスポーツに於いて高い技術を持ち、毎年実力拮抗の白熱した試合が数多く生まれていますが、今年はさらに手に汗握る接戦が予想されます。年に一度の総合関関戦に是非とも足を運んで頂き、試合の迫力、学生スポーツの良さを肌で感じて頂けたらと思います。

 最後になりましたが今大会の開催にあたって御尽力下さいました大学関係者、諸先輩方、学生、地域住民の方々に厚く御礼申し上げます。

多くの感動与えること誓う

関西学院大実行委員長 小松航己

 

 関西学院大体育会と関西大体育会が母校のプライドをかけて戦う総合関関戦は、今年で35回を迎えます。その伝統ある関関戦の実行委員長を務めさせて頂くことを大変誇りに思います。

 今年のスローガンは「邁進」です。昨年、関西学院は総合成績において3連勝し、通算成績17勝16敗と初の勝ち越しを果たすことが出来ました。今年、我々は4連勝し更なる栄光をつかみにいきます。一方、関西大学も必死になって我々を倒しにくるでしょう。

 このような両校は、総合関関戦の名にふさわしい試合を行うために技術と精神の両面において日々努力し勝利に向け「邁進」してきました。ぜひ我々が本気で戦う姿を見て下さい。大学キャンパス内では見られない一面が見られることでしょう。

 近年、大学生の娯楽が多様化し、大学スポーツの観客の年齢層が高年齢化してきています。オールド・ファンのみならず現役大学生にも大学スポーツに、もっと興味を持って欲しいと思っております。そこで総合関関戦には本戦以外にも、前夜祭を始めとした多くのイベントを用意しています。このようなイベントに多くの学生が参加することをきっかけに大学スポーツがさらに盛り上がることが出来れば栄光です。

 現役選手、大学関係者、OB、OG、協賛して頂ける各企業を始めとした多くの人々が一つになって戦うとき、体育会としてすばらしい結果を出せると確信しております。

 最後になりましたが本大会を開催するにあたりまして御尽力頂きました多くの関係者の皆様ならびに地域住民の皆様に厚く御礼申し上げます。体育会員一同、感謝の気持ちを込め3日間戦い抜き、多くの感動を与えることを誓います。




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