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バスケ、硬式野球、ラグビーに注目

 両校の誇りと威信を懸けて繰り広げられる第35回総合関関戦。昨年関学は18勝13敗で初の勝ち越しに成功した。一方3連敗中の関大はホーム・千里山で開催される今年、覇権奪還に向け士気が高まっている。

 初日に行われる注目の一戦はバスケットボール。男女の勝敗で白星が多い方が勝ちとなるが、関学が2年連続で勝利しており優勢か。

 2日目の注目の一戦は硬式野球だ。過去4年間互角の戦いを披露している両校。2年連続で1点差の試合を展開しており、今年も熱戦が期待できる。アイスホッケーはこれまでの通算成績が関大23勝、関学6勝と関大が有利。どこまで関学が迫ることができるか見ものだ。

 全日程で一番多くの試合が行われ、山場となる最終日。一昨年まで8年連続で関学が勝っていたラグビーは、昨年関大が勝利するという大番狂わせがあっただけに勝敗を予想するのは容易ではない。拳法や空手道などの武道競技は実力が拮抗(きっこう)しているだけに、勝敗が成績を大きく左右するだろう。

 前哨戦、本戦合わせて37競技で争われる予定となっている今年の関関戦。すでに戦いの火ぶたは切られている。勝利の栄冠をつかむのはどちらか。関西の両雄の戦いから目が離せない。




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