日本学生野球憲章検討委員会は2日、東京都内で第5回会合を開き、日本プロ野球選手会から労働組合の宮本慎也会長(ヤクルト)と、社団法人組織の小久保裕紀理事長(ソフトバンク)らを招き、意見を求めた。

 質疑応答形式で行われ、高校野球の特待生制度や、現在制限されているプロのアマチュア指導など多岐にわたった。宮本会長は「プロ、アマじゃなく、野球界で1つのピラミッドになるのが理想」と述べた。

 検討委は今後は小委員会でこれまでの議論を精査し、来年4月に第6回会合を開く予定。