巨人泉圭輔投手(27)が1回無安打2奪三振に抑えた。

能登半島地震の被災地支援を目的に「がんばろう石川デー」として開催された一戦だった。金沢市出身の右腕は、9点ビハインドの9回に4番手で登板。先頭武岡を148キロ直球で空振り三振、長岡は140キロツーシームで空振り三振に封じた。最後は中村は152キロで右飛に仕留めた。全10球でボール球はなし。2回1安打無失点だった前日28日DeNA戦に続く連投で好投した。

自身も帰省中に被災した。避難所で過ごした時期もあった。少しでも被災地の力になりたいとの思いを強く持つ。泉は「石川デーというのは分かっていた。何とか抑えたいと思っていた。結果的に3人で抑えられてよかった。ちょっとでも被災地の復興の支援になれば」と話した。