東芝(川崎市)とヤマハ(浜松市)が30日の決勝に進んだ。東芝は昨秋の社会人野球日本選手権を制した大阪ガス(大阪市)に4-0で完勝。ヤマハ(浜松市)は昨夏の都市対抗決勝で敗れたトヨタ自動車(豊田市)を7-3で下すリベンジで優勝に王手をかけた。

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トヨタ自動車は中日細川の弟、拓哉投手(24=東北福祉大)が2回を無失点に抑えた。4点ビハインドの7回から5番手で登板。ヒットは1本だけでしっかり0を並べた。「今年は結果が出ずに、悩んでいたけど配球や打者の特徴を勉強しました」と一定の手応えを明かした。今夏の都市対抗を最後に引退する40歳の佐竹功年投手(早大)は4番手で1回3安打1失点。「課題が残る」と反省した。