テスト期間を終えた東京6大学の慶大が6日、横浜市のグラウンドで本格練習を再開した。力道山の孫、慶応高(神奈川)田村圭投手(3年)ら昨夏甲子園8強入りした同校15人を含む新1年生30人が合流。ドラフト候補左腕、中林伸陽投手(3年=慶応)は「目標はプロなので、直球を磨きたい」と意気込む。23日からは米国ロサンゼルスキャンプに出発する。「アメリカでは投げ込みができないし、なるべく多く投げてからいきたい」と意欲十分だ。

 相場勤監督(44)は「どこも投手陣は残っているし、厳しい戦いになると思う」と、4月開幕の春季リーグ戦を見据えた。