<東都大学野球:亜大1-0中大>◇第6週最終日◇14日◇神宮

 中大の157キロ右腕、沢村拓一投手(4年=佐野日大)と、亜大・東浜巨投手(2年=沖縄尚学)が12日に続き再び先発対決。東浜が5安打完封で第1戦の雪辱を果たした。沢村も10三振を奪い6安打1失点に抑えたが打線の援護なく敗れた。亜大は勝ち点3とし、中大、東洋大に並んだ。亜大000001000|1中大000000000|0<1回>中大・沢村は3者凡退、1三振を奪う好スタート。直球の最速は150キロ止まり。亜大・東浜は2四球を与えるも無失点で切り抜ける。<2回>中大・沢村は1四球を与えるもアウト3つを三振で奪う。2回まで4K。亜大・東浜は1死後安打を許すも後続を断ち無失点。1K。<3回>中大・沢村は先頭打者の本間(駒大苫小牧出身)に初安打を許し、さらに2死後、2本目の安打を打たれたが無失点。三振は1個奪い、計5個。亜大・東浜は1三振を奪い、3者凡退。<4回>中大・沢村は3者凡退に抑え無失点。亜大・東浜は1三振を奪い、3者凡退。<5回>中大・沢村は2三振を奪い3者凡退。ここまで7K。亜大・東浜は安打と犠打、四球で1死一、二塁のピンチも2者三振で無失点。ここまで5K。<6回>中大・沢村がついに先制点を奪われた。2死後、四球、盗塁。その後4番ブルーノ平田に左越えの適時二塁打を許し1点を失った。亜大・東浜は2死一、三塁のピンチ。しかしここはしのぎ6回まで無失点。<7回>中大・沢村は1三振を奪い3者凡退に仕留める。ここまで8K。亜大・東浜は1死二塁のピンチも後続を断ち無失点。<8回>中大・沢村は1死後、安打と犠打で2死二塁のピンチも無失点。1三振奪いここまで9K。亜大・東浜は安打と二塁打で無死二、三塁の大ピンチ。しかし5番久保田を三振。続く代打板井が投前へスクイズしたが、落ち着いて本塁で刺し2死。7番杉沼は三振に仕留め無失点で切り抜けた。<9回>中大・沢村は2死後、連打で一、二塁のピンチも後続を断ち無失点。三振1個を奪い2ケタ10K。亜大・東浜は3者凡退に仕留め、1-0で完封した。