早大・斎藤佑樹投手(3年=早実)が、メジャー流調整で大学ラストシーズンに向かう。16日、東京・東伏見の早大グラウンドで練習を公開した。25日からの米ロサンゼルスキャンプでは、練習試合などですべて大リーグ公式球を使用。滑りやすいとされるが「どちらでもいいし、あまり気にしない。変化球は指にかかって投げやすい」と練習でも使用する考えだ。

 大リーグ挑戦は常に夢と話す。現地では5試合を予定し、ドジャースタジアムでの練習や、ドジャースキャンプの視察も行う。早大グラウンドは現在人工芝への改修工事中で、この日の練習は準硬式グラウンドで行った。遅れ気味の調整だが「日本より暖かいし、投げ込みたい」と現地では前半5日間で500球をメドにする。対戦予定のUCLAには最速101マイル(約163キロ)右腕のコールが所属。走り込み、体づくりと、メジャー流調整で仕上げる。