東京6大学リーグのドクターK、明大・野村祐輔投手(2年=広陵)が、大リーグの奪三振王ロジャー・クレメンスを目指す。明大が21日、10年ぶりの米国キャンプに出発した。野村は2年間で137回2/3を投げて141三振とイニング数を上回る。あこがれの投手にクレメンスの名前を挙げ「高校の時に監督から参考にするようにって、ビデオをもらいました」と懐かしんだ。参考にするポイントはフォームの体重移動とし、「ロケット」と称された剛速球を目指す。現地ではドジャースタジアムで練習するなど、6試合を行い3月8日に帰国する。「本当に楽しみ。暖かいので、しっかり体を動かして投げ込みたい」と旅立った。