<東京6大学野球>◇第7週最終日◇25日◇神宮

 明大が4-2で法大に逆転勝ちして連勝、Aクラスを確保した。2点を追う8回、満塁で上本崇司二塁手(2年=広陵)の3点二塁打などで一挙4点を奪った。勝ち点3として3位を確保、29日からの早慶戦待ちで、2位の可能性も残した。立大も8-7で東大に逆転勝ち。小室正人投手(2年=日野)がリーグ戦初勝利を挙げて勝ち点3としたが、勝率で及ばず4位、勝ち点2の法大は5位が決まった。

 明大はリーグ戦初の1番に入った上本が、8回2死満塁から左翼線に決勝の3点適時二塁打を放った。8回まで2点のリードを許したが、法大・加賀美のカーブをとらえて逆転。「振ったら当たってくれた。(1番は)好き。格好いいじゃないですか」と笑顔だった。早大出身の兄、阪神上本からは仕送りをもらうことがあるといい、良い報告ができそうだ。