<東都大学野球:中大1-0亜大>◇第3週初日◇21日◇神宮

 亜大・東浜巨投手(2年=沖縄尚学)が1球に泣いた。延長10回無死、先頭井上に投じた116球目、142キロの直球をバックスクリーンに運ばれて力尽きた。悔しさにじっと耐え、「勝たなきゃ意味がない。少し高かったです」と、しっかりと前を向いて話した。16奪三振の沢村に対して、4奪三振と打たせて取った。併殺打2つを含め、14個の内野ゴロ(1犠打含む)を記録した。生田勉監督(44)は「1点勝負だと思っていた。誰も責められない」とかばった。