<東京6大学野球:明大11-7立大>◇第7週最終日◇25日◇神宮

 明大が21安打の猛攻で立大を破り、勝ち点3として今季全日程を終えた。プロ志望届を提出した荒木郁也内野手(4年=日大三)が3安打5打点と活躍。3回途中から登板した岡貴之投手(1年=樹徳)がリーグ戦初勝利を飾った。優勝は早大、慶大に絞られており、30日からの早慶戦で早大が1勝すれば早大の優勝、慶大の連勝なら優勝決定戦になる。

 明大の3番荒木郁が大学ラストゲームで輝きを放った。俊足を生かした2本の三塁打を含む3安打5打点。24日に東京大会を制し、来春センバツ出場を確実にした母校の勢いに乗った。社会人チームの内定は決めていない。「その方が必死にできると思っての判断。あとは信じて待つだけ」と言う。善波達也監督(48)は、創立130周年を迎える来季のV奪還を誓った。