7月25日は8月2日発売のプロ野球ai2014年9月号の校了作業でした! 編集部では26日早朝に校了作業を終え、あとは8月2日の発売日を待つだけです。

 

 今号は、「もっともっとプロ野球にワクワクしよう!」と題し、この夏、プロ野球でワクワクしちゃう企画が満載です!


 aiではすっかりお馴染みの読者投票による人気ランキング「光っているヒーローたち」で今回1位に輝いたのは広島のルーキー、大瀬良大地選手(広島・投手)でした! もちろん、初の1位。 前号で一岡選手と楽しい対談をしてくれたのが読者の心をバッチリ射止めたのでしょう。

 でも、当の本人は…というと???

 「マズイっすよ~、それマズイ!」を連呼。なんていったってプリンス・堂林翔太選手(広島・内野手)を抜いての1位なんだから、確かにスゴイことです!

でも、マジメで謙虚な性格の大瀬良選手らしい反応でした。


謙遜しながらも、カメラの前では堂々とした笑顔。さすがゴールデンルーキーです!
謙遜しながらも、カメラの前では堂々とした笑顔。さすがゴールデンルーキーです!

 本人が否定する理由はもうひとつ。6月21日以来、勝ち星から遠ざかり、調子があがっていない、ということもあるのかも!? 7月26日の阪神戦では全身がつった状態になり4回表で降板。開幕から先発ローテーションを守り、16試合に投げ6勝4敗。疲れは否定するものの、新しい環境で1年フルで投げ続けるには、体も悲鳴を上げるころでしょう。


 撮影では、「ホラ、aiが発売になるころには勝っているよ!」と広報さんが盛り上げてくれての撮影でした(笑)。


 「小学校の頃の楽しい野球が僕の原点」と話してくれた大瀬良選手。

 「今、この厳しさに耐えれば試合は楽しくなる。喜びが待っている」と、高校、大学と厳しい環境に身を置いて鍛えてきました。今、プロという厳しい世界への挑戦で、またひと回り大きく成長するチャンスのなのかもしれません。


 とはいえ、プロ1年目でここまで順調に勝ってきている大瀬良選手。少しぐらい立ち止まったって誰も責めないよ! 勝負はここから。このaiが発売になるころには、笑顔で胸を張っていてくれるかなぁ…。大瀬良選手、後半戦も頑張って!


 そして、私が担当した取材で印象的だったのは、ヤクルトの川端慎吾選手(ヤクルト・内野)と山田哲人選手(ヤクルト・内野)の対談です。

 3年前、ヤクルトの2軍の練習を見にいったときのこと。入団1年目の山田選手と、2軍で調整中の川端選手が一緒に練習している姿を目にしました。

 当時は同じショートのポジションで汗を流していた2人。今は川端選手は三塁、山田選手は二塁にコンバートしてレギュラーを獲得し、打順も1番に山田選手、3番に川端選手に。2人とも、チームの主力選手として大活躍中です。

 「いや~、山田はスゴイ打ってるでしょ? ベンチでも、すげぇ~打つな~って思いながら見ているだけ。首位打者になるんちゃう?(7月29日現在、3割2分7厘でセ・リーグ3位)」と川端選手が山田選手のことを言えば、

 「でも、自分が塁に出ているときって、慎吾さん返してくれないですよねぇ~(笑)」(山田選手)なんて、冗談を言いながらも、普段から仲良しな2人。

 「調子が悪くなりそうになると、慎吾さんが声をかけてくれる。それで調子の波がなくなってきていると思います」と山田選手。師弟関係はバッチリです。


 かつて一緒に泥まみれになって練習に明け暮れた2人が、今は、1軍の大舞台で活躍している。目の前で笑う2人を見てとってもうれしくなっちゃいました。

写真左からヤクルトの山田選手、川端選手。素顔トーク満載です!
写真左からヤクルトの山田選手、川端選手。素顔トーク満載です!

 広島の一岡竜司選手、堂林翔太選手VS鈴木誠也選手、巨人の片岡治選手大VS亀井善行選手、菅野智之選手のロングインタビュー、阪神の藤浪晋太郎選手VS梅野隆太郎選手、オリックスの西勇輝選手VS松葉貴大選手、日本ハムの上沢直之選手VS石川慎吾選手と特集は盛りだくさんです!

 

 他にも、ソフトバンクの内川聖一選手と西武の十亀剣選手を講師に招き読者からのソボクな質問に答えてもらう人気企画も。オリックスの選手会長坂口智隆選手がチームメートを紹介してくれたり、ヤクルトの雄平選手が今年絶好調の理由はじっくり語ってくれたり…と、aiを読めばプロ野球がもっともっとワクワクするはず!

 8月2日、全国書店で発売です。どうぞよろしくお願いします!