大阪桐蔭が履正社を圧倒し、2年連続優勝に王手をかけた。

 初回に吉沢一翔(かずと)内野手(2年)の適時打などで4点を奪取。6-4と2点差に迫られた7回には、2死満塁から藤井健平外野手(3年)の走者一掃の適時二塁打で3点を挙げ、履正社を突き放した。高山優希投手(2年)が9安打を打たれながらも4失点完投し、府内屈指のライバル履正社に3連勝。今大会はエース田中誠也(3年)に続く投手を育成することがチームの課題の1つで、高山はその筆頭候補。西谷浩一監督(45)は「しっかりゲームを作れるようになってきました」と語った。