昨夏4強の東海大浦安が、16強で敗れた。

 1点を先制されて迎えた1回裏、2死走者なしから3番小沢翔吾内野手(3年)と4番水町貴行内野手(2年)の連打で同点に追いついた。だが、2回以降は2安打に抑えられた。

 守備は4失策と乱れた。初回に2失策で先制されると、8回にも2失策でダメ押しの2点を奪われた。

 昨秋、今春とも予選敗退。新チーム公式戦未勝利で夏を迎えた。森下倫明監督(50)は「1つも勝ったことがないチームがベスト16までよく勝ち上がった。1戦1戦成長していく姿を見せてくれた。悔いがないと言えばうそになるが、選手には『ありがとう』と伝えたい」と笑顔で球場を去った。