第97回全国高校野球選手権大会の出場校による甲子園見学は4日、最終日を迎え、10校がグラウンドの感触などを確かめた。

 大会ナンバーワン投手の呼び声高い東海大相模(神奈川)のサウスポー、小笠原は「自分たちの野球をやるだけ」と自信をのぞかせた。

 過去出場した全16大会で初戦を突破している明徳義塾(高知)の馬淵監督は「(相手攻撃を)抑えて僅差にし、明徳の野球をやりたい。打てなくても勝負はできる」と、選抜大会優勝の敦賀気比(福井)とぶつかる1回戦に意欲を示した。

 大会は5日に開会式リハーサルが行われ、6日に開幕する。