常総学院(茨城2位)が横浜(神奈川1位)に逆転勝ちし、2年連続のセンバツ出場へ前進した。

 エース鈴木昭汰投手(2年)が8安打1失点完投。昨秋の練習試合では完敗していただけに、勝ちたい気持ちは強かった。「王者を倒して甲子園に行かないと意味がないと思っていました」と左腕を振った。打線は1点を追う5回に宮里豊汰内野手(1年)が左翼芝生席へ弾丸ライナーで2ランを放った。この回3点を奪って逆転した。

 佐々木力監督は「先月の21日から145~150キロの直球をマシンでずっと打ってきた。藤平くんのストレートに対してパチッと芯を食っていましたからね。鈴木はナイスピッチングだったし、宮里の2ランも素晴らしかった」と振り返った。