今春のセンバツで1勝を挙げた釜石が大船渡東に延長10回サヨナラ勝ちし、代表決定戦に進出した。

 今大会から背番号1を任された左腕・佐々木尚人投手(3年)が、敗れた3日の釜石商工戦に続いて先発。11安打を浴びながら10回4失点で粘り、直後10回裏2死三塁で岡道雄斗外野手(3年)がサヨナラ打を放ち勝利した。岡道は「打った瞬間、手応えがなくて(右翼前に)落ちてくれと思った」と笑顔で振り返った。

 7日の大槌戦に勝てば県大会出場が決まる。