日大高が、プロ注目の平塚学園・高田孝一投手(3年)を打ち崩して、逆転勝利で8強進出した。

 3点ビハインドの4回に、4番で主将の須永圭祐内野手(同)が、左越え2ランを放った。須永は6回にも2死三塁から右前に同点適時打を決めた。最後は黒木恋外野手(同)が無死二、三塁から決勝の適時中前打を放った。

 3打点の須永は「少ないチャンスをものにする、自分たちの野球ができた。(高田は)いい投手なので、打席が楽しかった。本塁打は大会では初めて。通算では14本目です」と胸を張った。

 黒木は勝ち越しの場面を「ここまで2試合に出て、無安打だったので『ここで打撃で貢献しないと』と思っていました。ホッとしました」と振り返った。