九州国際大付が1点差で逃げ切り、県では戸畑以来、55年ぶりとなる夏3連覇を果たした。26日準々決勝・自由ケ丘戦で右すねに打球を当てたエース藤本海斗投手(3年)が11安打されながら3失点完投。「甲子園で東邦の藤嶋とやりたい」と、注目右腕との対戦を熱望した。

 中学3年時、元メジャーリーガー野茂英雄氏が総監督を務め全国の有望選手を募った「野茂ジャパン」入り。そこに藤嶋もいた。「5回戦の相手が西日本短大付になり(対戦歴のある)藤嶋に話を聞こうと思ったら、全然覚えてなかったんです」と苦笑していたが、聖地での再会を楽しみしていた。