日本高野連は来春センバツの21世紀枠候補に長野県高野連が推薦していた小諸商から辞退届を受け、了承したことを発表した。

 日本高野連によると、無料通信アプリLINE(ライン)の画像変換機能を用いた送信が発端となり、11月27日に2年生部員が同級生部員の顔を殴る暴力行為に及んだというもの。

 2年生部員のAとBがLINE上で画像変換機能を使い、会話をしていた。その中でAが同級生部員Cの画像変化を面白いと感じ、AはBに指示してグループLINEにCの変換画像を送信。そのLINEにはほとんどの2年生部員が登録していた。その行為が発端となってもめ事が起き、CはAの顔を殴る暴力行為に及んだ。11月28日に不祥事が判明し、12月6日に同校は長野県高野連に辞退を届け出た。

 21世紀枠の最終候補9校は16日に発表される。