センバツに出場する前橋育英(群馬)が対外試合解禁となった8日、群馬・桐生市内で桐生第一と練習試合を行った。

 先発した192センチ大型右腕の根岸崇裕投手(2年)が味方失策から1失点したが、リリーフした左腕の丸山和郁投手(同)、皆川喬涼投手(同)が抑えた。吉沢悠投手(同)をケガで欠いたのは痛いが、前橋育英の誇る強力投手陣は健在だ。荒井直樹監督は「最初はみんな緊張していましたが、少しずつ慣れて自分のスイングができていました。根岸はバント処理やけん制など練習の成果が見えたし、8番(飯塚)9番(黒沢)がいい働きをしていました」と振り返った。試合は4-1で勝利した。