今秋ドラフト候補の東海大市原望洋(千葉)金久保優斗投手(3年)が延長14回218球の熱投を見せたが、敗れた。

 再三のピンチを切り抜けて迎えた延長14回、2四球と失策が絡んで勝ち越しを許すと4連打を浴びこの回4点を奪われた。「抑えようと思って力んで四球を出してしまいました。夏はまず1勝。勝てる投手になりたい」と振り返った。和田健次郎監督は「金久保を替える選択肢はありませんでした。ストレートの球威も体力もついて、苦しみながらもしっかり投げてくれました」と、たたえた。