第1シード金足農エース右腕の吉田輝星(こうせい、3年)が、大会最速となる150キロを記録した。9回16奪三振で秋田北鷹に2-0と完封。

 「目指すなら150キロと思っていたので、素直に達成できてうれしい。気持ち良かったです。歴史の1ページを刻めたと思います。今日は球数を多くて変化球も制球がよくなかったので課題も多い。自分たちのプレーをして甲子園に行くことが一番の目標です」。昨夏の秋田大会決勝で明桜1-4で敗れた悔しさを晴らすまで、満足はできない。