連覇を狙う日本文理が4回戦で姿を消した。県内公式戦の連勝は32でストップした。

 先発の150キロ右腕・鈴木裕太投手(3年)が立ち上がりにつかまった。1回裏に先頭打者に右前打を許すと、四球、失策絡みで3点を失った。2回表に4番相場一成(3年)6番鈴木の2本の左翼ソロで追い上げたが、その後は新潟の継投にかわされた。3-4の8回裏に2番手の左腕新谷晴(3年)が本塁打で追加点を許し、大詰めで2点差にされた。

 鈴木崇監督(37)は「初回の3失点が大きかった。追いつけない展開は苦しかった」。エースの鈴木は「自分の投球で負けたしまったのが悔しい」と険しい表情。プロ注目の右腕は「目標はプロ。監督と相談したい」と話した。