近畿地区高校野球連盟は26日、当初から1週間遅れで30日から滋賀県立彦根総合運動場球場で開催する予定だった春季近畿大会を中止すると発表した。新型インフルエンザの感染者が現在でも増加し、地域的にも拡大していることを理由に挙げている。同連盟によると、同大会の中止は初めて。大会は当初、5月23日に開幕する予定だったが、新型インフルエンザの影響で出場校が休校措置を取るなどしたため、延期していた。

 当初の予定では大阪大会優勝のPL学園、兵庫大会優勝の育英など8校が出場する予定だった。