日本学生野球協会は14日、審査室会議で高校15件の処分を決め、いずれも部員の部内暴力のために夏の甲子園大会を目指す全国高校選手権の地方大会の出場を辞退した天理(奈良)滝川(兵庫)足利工(栃木)越谷東(埼玉)を対外試合禁止処分とした。越谷東は禁止期間が秋季大会まで及ぶため、来春の選抜大会出場の望みを絶たれた。

 越谷東は暴力行為が悪質な上、加害者に2年生が多かったことを重く見た。

 広島県高野連の審判員は酒気帯び運転で来年5月まで1年間の謹慎処分となった。全面改正された日本学生野球憲章が昨年4月に施行された後、審判員が処分対象となったのは初めて。