<全国高校野球選手権:日大三14-4関西>◇19日◇準決勝

 日大三は甲子園初登板の2年生右腕、斉藤風多が先発。五回途中まで1失点でしのぎ、エース吉永に後を託した。斉藤は高校入学直後に右肩を痛め、この春ようやく本格的に投球練習を再開したという。「甲子園で早く投げたいと思っていた。勝ちに貢献できて良かった」と控えめな笑みを浮かべた。

 18日の準々決勝で149球を投げた吉永は、この日も4回2/3で10奪三振の力投。決勝に向け「甲子園で試合ができるのも最後。全力で戦いたい」と気合十分だった。