<高校野球春季神奈川大会:桐光学園9-1横浜隼人>◇28日◇準々決勝◇保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム

 昨夏甲子園で大会新記録の1試合22奪三振をマークした桐光学園・松井裕樹投手(3年)が、7回6安打無四球1失点、12奪三振の好投。7回コールド勝ちで準決勝進出を決めた。

 この日は宝刀のスライダーもキレたが、チェンジアップが冴えた。12三振のうち5個をチェンジアップで奪った。「チェンジアップの精度がどんどん良くなっています。勝負どころで三振を取ったり、ストライクゾーンに入れてゲッツーを取ったりできます」と手応え十分。

 今春の公式戦はここまで4試合に登板。27回を投げ13安打1失点、46奪三振。5月3日に行われる準決勝(日大藤沢ー武相の勝者)に勝てば関東大会出場が決まる。