センバツに出場する横浜(神奈川)が9日、大会前初の練習試合を行った。横浜の大砲、筒香嘉智内野手(2年)がスイッチヒッターに転向した。高校入学後は左打者として19本塁打。この日は和光(埼玉)とのダブルヘッダーで中学以来の右打席に立った。5打数3安打(左は3打数2安打)と早速結果を残し、2試合合計38得点の大勝に貢献した。小倉清一郎部長(63)は「右でも左でもホームランを打つ力がある」と太鼓判。筒香は「センバツでもこのままいくと思う」と異例のスイッチ長距離砲に意欲を見せた。