花巻東(岩手)の155キロ左腕、菊池雄星投手(3年)が新潟国体での登板を回避する可能性が出てきた。26日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われた開会式後、佐々木洋監督(34)が示唆したもの。地元の花巻市では旅行会社が応援バスツアーを企画するなど“三度目の正直”の日本一へ期待が高まっている。さらに進路に注目が集まり、周囲の盛り上がりは過熱する一方だ。同監督はバスツアーについて「雄星が投げないかもしれないから…」と苦笑しながら、登板の可能性について言及。甲子園で発症した背筋痛は徐々に回復しているが、日米が注目する逸材だけに起用には慎重にならざるを得ない。「本人は『頭からいけます』と言うが、じっくり治してきたし、大会は本気になってしまうから」と、将来性のある身だけに、状況次第では登板させない方針を示した。

 花巻東は28日、甲子園準決勝で敗退した、中京大中京(愛知)と対戦する。